暮らしを支える交通政策(7) 「上下分離」で民間活力発揮 関西大学教授 宇都宮浄人 - 日本経済新聞

今日、欧州の地域公共交通政策の枠組みは、SUMP(持続可能な都市モビリティー計画)が基本となっています。鉄道やバスは行政にとってまちづくりのツールであり、事業単体で収支を合わせるという考え方はありません。欧州連合(EU)の規則でも、商業輸送が難しい地域公共交通は、資金面も含め公的に支えることを求めていま…